太陽

BITE THE LUNG 太陽歌詞
1.太陽

作詞:遠藤満
作曲:遠藤満

羅針盤のない船乗った 僕の自信に頼りたかった
誰かと比べて急ぐ旅は 誰にも迷惑かけなかった
風に吹かれバランス崩す 荒波に飲まれ海に落ちる
苦しい!…かすかに見えた太陽
無我夢中で追いかけたんだ

ふり絞れ 自分の生命 呼吸合わせて 無限の力
太陽(かれ)が僕を照らすから 前に進めんだ
ほら いきあたりばったりじゃなく 厳しき軌道
外さず進め
太陽(かれ)は世界中照らして 今 生きてる

羅針盤を手に入れたから 自信は確信になっていく
昨日の自分に負けない自分 誰にも負けない自分になる
弱さ 怖さ 焼き尽くす炎 臆病な君はウザいと言う
眩しすぎて目をそらすから 不安 不平不満をグチるんだ

ふり絞れ 自分の生命 呼吸合わせて 無限の力
僕も君照らすから 前に進むんだ
ほら いきあたりばったりじゃなく
つまらなくても ふてくされないで
太陽(かれ)も世界中照らして 共に生きてる

いつの時代も未来永劫 一人一人のため ふりそそぐ
それを君に伝えなくちゃ 気づいてないから伝えなくちゃ
誤解 偏見 誹謗中傷 小さい事だよ笑いとばせ
理解!決意!…夜が明ける やがて顔だし昇る太陽
昇る太陽

ふり絞れ 自分の生命 呼吸合わせて 無限の力
太陽(かれ)が僕を照らすから 前に進めんだ
ほら いきあたりばったりじゃなく 厳しき軌道
外さず進め
太陽(かれ)は世界中照らして 今 生きてる

ふり絞れ 自分の生命 呼吸合わせて 無限の力
僕も君照らすから 前に進むんだ
ほら いきあたりばったりじゃなく
つまらなくても ふてくされないで
太陽(かれ)も世界中照らして 共に生きてる


2.カーテンコール

作詞:遠藤満
作曲:遠藤満

12人しかいない安い芝居小屋で
役者は汗をかいて必死に演じてる
何度もかみながら何度もやり直す
照明なんてない 暗い晴れ舞台

退屈そうな客 「早く終わらないか」
催促している冷酷な視線
それでも奴は目をそらさずに誠心誠意の演技
目つきひとつで存在の放棄なんてしたくない
誰にも奪われたくない

「いつかはそこにある階段を昇って、
完璧な姿で生きていきたいんだ!
たくさんの余裕を持って…」

役になりきろうと台詞を丸暗記
髪も伸ばして必死になりきった
人あたりが悪い奴なので誰とも口をきかずに
塞がってばかりいたら
大事な人が離れていっても気づけなかった

「客観的にみて価値はないけれども、
僕が存在する理由がそこにあり
そこでしか意味をなさないから」

「やがて視界をさえぎっていく幕を
ずっと見届けてすべてが終わって
カラの客席におりてみた
なんだかそこにあったものが怖くて仕方がなかった
現実と夢をはっきり区切ってたような気がしたんだ」
そして奴はひとりきりでカーテンコールをする

そこから見えたものは等身の自分
何もない景色 見守っていたのは13人目の客
離れていった大事な人だ
「夢を見せるのが僕の生きがいだよ
夢を与えて君といたかった
余裕をもつために役に没頭して
カーテンコールまでやっと辿りついた
でも一人になってはじめて気づいたよ
存在だけなのにやたらと不自然だ」

影は光になって 辺りを照らして カーテンは下りた


3.ディアルーザー

作詞:遠藤満
作曲:遠藤満

応えてくれる人がいる オレはそれだけで歌ってる
何年も自分の為に歌っても いつでも誰にも響かなかった
だからディアルーザー
ほらまっすぐに 今来た道は戻らないで
ディアルーザー この体験は やがては君を救いだす足音

確かにあった確実な一歩 他人には見せずに歩んできた
一緒にその場でくいしばってたんだ
でもこれじゃ無理だって悩んでいた
讃えあっては羨んだ

今まで失くした荷物を 恋愛や親友や無駄遣いを
超えるような出会いに出会う 「負けるが勝ち」と人は言う
だからディアルーザー
ほら行かないか 標識が示すその先へ
ディアルーザー もう言わないで
折り合う事をぶち壊す泣き言

そういえばあった輝ける青 残さずこぼさず培ってきた
一緒にこのまま隠さずに行こう
この先それが足かせになっても構わない

オレが残した足跡なんて 風に吹かれて消しとんでゆく
そのうち誰かが見つけて 嫌でも認めてしまう

ディアルーザー

確かにあった確実な一歩 他人には見せずに歩んできた
一緒にその場で砂を噛んだんだ
でもこれじゃ無理だって悩んでいた
敗北だとか臆病だとか この為にあった間違いじゃない
祈りあっては離れなかった 何にも代えれない
ねぇそうだろう?
ディアルーザー
ディアルーザー